2012/04/01

CDレビュ-AVRIL号

CDレビュ-AVRIL号です。
暖かくなってきて、気持ちの良い季節になってきました。
4月ともなりゃ、若かりし頃は、進学したり、就職したりして環境も変わるもんだが、この年になると、さすがに変化もない、でも、やっぱり春は何か良い事有りそうな、そんな予感の季節です。
つくばに越してきた学生さん、社会人の皆さん、つくばでサルサ始めましょう...宣伝です。

さて、今月は、ラップ特集にでもしますか。
お気づきの人もいるかと思うが、最近のサルサのヒット曲は、ラップが入っているものも多く、いかにも今風でカッコいい曲が多い。
生粋のサルサア-チストはもとより、ポップスやレゲトン、ラテンラップのア-チストのサルサVERと様々である。
今月は、ラップをテ-マに、URBAN SALSAと呼ばれている新感覚のサルサ特集です。

1、La Verdadera Escena            Don Sonero
一発目は、やっぱりコレだろ!!
 ”Don Sonero”Gilberto Velazquezの初リ-ダ-作、 ちょっと気のきいたサルサチャ-トでずっとTOPに君臨しているアルバムです。
Don Soneroっていっても、ピンと来ないかもしれないが、NYニュ-ジェネレ-ショングル-プ”La Excelencia”のVOCALだった人です。
これは、絶対聴いて欲しいな、個人的には、SPANISH HARLEM ORCHESTRAのUN GRAN DIA EL BARRIOを聴いた時くらいの衝撃だったよ。
前編書き下ろしかね、曲もいいんだが、何より歌が上手過ぎる...ロマンチカからハ-ドサルサ、ボレロ、ポップスと何を歌わせても文句のつけようがない。
サルサの歴史に残る一枚になるのではないかと思うほどだ、SALSA URBANAの最高傑作だと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

http://www.youtube.com/watch?v=wocw2wUkDBQ&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=VtQcYD2AjRs
http://www.youtube.com/watch?v=Qk67sqDdCTc&feature=related

2、DIMELO YA             CICLON CUBANO
CICLON CUBANO の2008年に出されたアルバム、インデイ-ズ系の人気のア-チストです。
アルバムは、テインバ、レゲトン、サルサとバリエ-ション豊かな内容で、あのCroma Latinaも参加しています。
CICLON CUBANO は、いろいろなSITEでキュ-バもの(名前もキュ-バだもんな)で扱っているが、実際はイタリア在住ラテイ-ノ2人組みのグル-プです。
お勧め曲は、エルトリ-トでも良くかけるけど、”Dile (feat. Croma Latina)”だね、あとはDimelo Ya、Besar Tus Labios (feat. Croma Latina)もノリノリで超GOOD!

 











http://www.youtube.com/watch?v=DIA-EPlQaaY
http://www.youtube.com/watch?v=RaugZjUE-9Y
http://www.youtube.com/watch?v=CdAXc8uMylI

3、CAMINOS                                     GAITANES
”GAITANES ”、パナマのプロデュ-サ-兼ソングライタ-Alberto y Ricardoの最新アルバム ”CAMINOS”です。
2000年頃に出した同名アルバム”Alberto y Ricardo”から4年ぶりの好作品、大御所Victor ManuelleやWilly ChirinoもFeatしています。
中身は、サルサぱっかりじゃなくて、ラテンジャンル何でもありのトロピカルアルバムで、音楽的にはファンルイスゲ-ラっぽいかな。
お勧めは、5曲目の”Cuando Pasas”をUPしたかったが、動画がなかったので、アルバム最後に収録されている”El Preso ”でも聴いて!。
サルサを始めた頃、FRUKO verで飽きるほど聴いたコロンビアサルサの名曲だが、このSalsatonもいい、Rap FeatしてんのはEmilio Regueiraっていう人なんかいな、よく知らんが超盛り上がりの1曲です。

http://www.youtube.com/watch?v=D06vV4FooCA

4、Exterminador Operacion PR      Redimi2
残り2枚は、マイナ-なア-チストで...LATIN christiano artist”Redimi2”の去年出したアルバムです。
詳しい事は、あまり知らんだが、Redimi2(なんてえ名前だっ?スタ-ウオ-ズみてえだな!)はLATIN Rapのartistです。
丸刈り頭の尖ったアンちゃん、そんなにガンたれるなよっ!てな風貌だが、曲はイケてます。
お勧めは、7曲目のサルサ”Sangre En El Caserio ”、全編Rapバリバリで、超お気に入り!

5、Ebenezer               Pacto de Gracia
こちらもlatin rap artistのアルバム、ベネズエラのアンちゃん4人組のHip-Hop/Rapグル-プ”
Pacto de Gracia ”の”Ebenezer”です。
今年出したばかりのやつで、彼らの1ST アルバムですが、サルサは9曲目の”Soy Venezuela”、これも好きなんだよなあ。
あまり、サルサ、サルサしていない、ポップベ-スのご機嫌なリズムに合わせた彼らの掛け合いrapが妙に心地良い、一度聴いたら忘れられない軽快な曲です。












http://www.youtube.com/watch?v=gmJx8kuxXR0


今月も適当に動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=w4PQtp72TLg
http://www.youtube.com/watch?v=oY4tqbQtVX8
http://www.youtube.com/watch?v=6yC2NX0zuAk
http://www.youtube.com/watch?v=w9cKroUJ6vg
http://www.youtube.com/watch?v=EUbEJ0dM_KI


ルンバです。
我が家に、来てから、約4ヶ月になりますが、コイツ優れもんだよね。
もちろん、一家にこの一台だけで掃除機が足りる訳じゃない。
メインのノ-マル掃除機があって、あとは補助的な役割を担って、使用している人がほとんどじゃないかな。
きっかけは、家のペットの犬、掃除機をかけたばかりなのに、気が付くと毛が舞っている時があって...そのたびに、でっかい掃除機を引きずり出すのが面倒でさあ。
そこで、以前から興味のあったルンバってのはどうなのよ?ってな流れです。
なにげに別件で家電屋に行った時に、テスト機が置いてあって、その動きに人目惚れ。
人間が入れない狭い箇所や高さがない箇所に、勝手にもぐって掃除してくれる、バッテリ-が切れれば、自分で充電場所に帰る、なんか家電なんだけど、妙に可愛いいやつです。

ルンバを作っているのは、”iRobot Corporation”というアメリカの会社です。
何年か前に、”I robot”っていうSF映画が上映されたが、これとはまったく関係ありません...笑。
アイロボット社は、マサチューセッツ工科大学で人工知能研究を進めていたロドニー・ブルックス氏と、彼の教え子であったコリン・アングル氏とヘレン・グレイナー氏の3人によって1990年に創設された会社。
コリン・アングルと彼のチームがNASAの依頼により火星探査ロボットをデザインしたのは有名な話である。
アイロボットは、家庭用ロボットを扱う消費者部門と、軍を主体とする政府および産業用ロボット部門に分かれていて、軍事ビジネスは現在、売上の約三分の一を占めている。

この会社の名前が日本に知られるようになったのは、悲しきかな東京電力福島第一原子力発電事故です。
原子炉建屋内の放射線量や温度・湿度を測定する目的で、遠隔操作で動く多目的作業ロボット”PackBot(パックボット)”が導入されたからだ。
これは、Warrior(ウオリア-)です。
それまで、日本のロボット技術の優秀さは、世界でも群を抜いていた筈であった、震災で様々な障害があったのはしょうがないが、結果的には実戦で日本のロボットが使われなかった事は、ある意味、日本企業の弱点を露呈してしまった。
個人的には、生死の境目を左右する状況を踏まえて、軍事用ロボットを作っている会社と平和無事な生活環境でロボットを作っている会社では、おのずと差が出来てしまうのは当たり前の結果だろうと思っている。
2003年のイラク侵攻当時、使われた地上ロボットはゼロだったらしい。
ところが、2008年の段階では約1万2000台、人間の身代わりのロボット兵士として投入されていたのだろうから、自爆テロなんかやってる国なんか、勝てる訳無いよな。
日本ではAIBO(アイボ)のCMやらで面白がってた同じ時期に、戦場ではROBOTが人殺しの手助けしていた現実には考えらせられる。
軍事用で発達した技術が元で、世界中に広がった便利ものは多々あるが、ちょっとバックボ-ンを考えると複雑な気分になるね。
 
同社は、軍事用はさておき、アメリカでは水を使用してフローリングを洗浄する掃除機ロボット”SCOOBA(スク-バ)”、作業場の床に落ちているボルト等の小さな物体を集める作業場用ロボット ”DIRT DOG(ダ-トドッグ)もリリースしている、近い将来、日本でも発売されるかもしれない。
http://www.youtube.com/watch?v=_WSurYJv9go
人間いくらでも楽な方に転がるのは簡単なもので、将来をちょっと心配してしまうが、やっぱり世の中が便利になるのは歓迎だよね。
でもさあ、もっと、安けりゃいいんだけどなあ、修理の事もあるから正規品買ったけど高いよね!
ダイソン買ったほうが、良かったんじゃねえのって...アイロボットの話は終わりです。


今月号は、当初はここで終了予定だったんだが...少しだけ旅日記追加です。

先日、高速無料化も終了しちゃうから、また仙台に遊びに行って来たんだよ。
昼間、日本三景の松島観光行ったついでに、そういえば石巻って近くだったよな...
松島から石巻は、三陸道であっという間の距離なんで、足を伸ばしてきました。

石巻の街中はいたって普通の風景だが、海岸近くに行くにつれ、呆然とする。
しばし、言葉を失う...ほんと何にもねえんだよ、人もいない...















あるのは、辛うじて残った住宅の骨組みや基礎の部分、遠くには山々と積み上げられたガレキ、廃車になるであろう数え切れないほどの自動車のスクラップ。
テレビの映像で、何度も見ているはずだが、実際の風景を目にすると、あまりにも凄まじい。
少しずつ震災の記憶が忘れさられていくのが怖いとか言う人がいるけど、この場面を見たら、一生消す事のできない記憶の一枚が脳裏に焼かれてしまったような錯覚にさえ陥る。
サ-ファ-の習性で、すぐ海が見たくなるんで覗いてきたんだけど、ほんとうに穏やかな海なんだよ、茨城の海と比較したら湖と思えるくらい。
これじゃあ、津波なんか、絶対想像出来ないよな...この住宅の数だけ、多くの人の生活が、ここにあったんだろうなあ..
本当に、様々な事を考えてしまう...これ以上書くと重くなるのでやめておきます。

震災の時は、あれほど海の怖さを悟ったつもりだったが、この一年で記憶も薄れ、気がつくと何も考えず、波乗りしている自分がいます...
サルサも含めて、好きな事がいつでも出来る環境に感謝しなくちゃね。



ROSA

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