明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
寝起きです。
2012年新年JANVIER号です。
去年はポルトガル語だったんで、今年はフランス語でいきますか。
ちょっと苦手なんだよな...
カウントダウンは、サル友とカリベ、珍しく、メレ、バチャ連発でいまいち...まあ、年初めから、ガツガツしなくてもいいか...今日は一日まったりかな...明日は、なんと仕事、悲!!
仕事柄、会社が24時間年中無休なので、正月も、まともに休んだ記憶が、ほとんど無い。
強いて言えば、酒のツマミを豪華にして、飲むくらいが正月のささやかな楽しみです。
しょうがないね、頑張れ、日本です!
2012年、初CDレビュ-は、去年暮れのレゲトン特集が好評だったので続編です。
レゲトンって、かなり広範囲に、いろいろなジャンルが含まれていて、定義が超曖昧なんだよなあ。
まあ、どうでもいいけど、そこいらへんの”salsa version”や”remix”の紹介です、
1、Last Don: Live Don omar
一枚目は、やっぱりコレかな、プエルトリコ出身のレゲトンキング”Don omar ”live盤からのpickupです。
ちなみに、彼のLast Donというアルバムは、今回紹介したlive版とoriginal版があります、まったっく別物なので購入の際は注意してください。
この人の声は惚れ惚れするねえ、すでにヒットしている”Virtual Diva (Salsa) ”、Ciao Bella (Salsa Version) を聞いて、すぐに虜になったよ。
本作品はlive盤2枚組で構成されてるんだけど、この中にSALSAは2曲”Medley de Salsa”と”Carta Amiga (Versión Salsa)”が収録されています。
前曲は、メドレ-だから、なんちゃことない曲だけど、”Carta Amiga (Versión Salsa)”、コレはいい!カッコ良くねっ!
http://www.youtube.com/watch?v=gaRZG_s0QyU
http://www.youtube.com/watch?v=JhUfXUqgce8
2、Sure Bet Magic Juan
"Magic Juan"の去年のアルバムです。
あの”EL TIBURON”をひっさげて世界中を席捲したLatin Group ”PROYECTO UNO”の のメインボ-カルをしていた人物です。
なんか、この人のサウンドは、ラテンベ-スの中に、テクノやブラックミュ-ジックのエッセンスを、なぜか感じるね。
収録されているサルサ(salsaton)は、”Esa Negrita (feat. Jose Alberto)”、あの大御所”Jose Alberto "El Canario"も参加している、強力タッグverです。
http://www.youtube.com/watch?v=R6w3qXtQ3wk
知らない人の為に
http://www.youtube.com/watch?v=SgHfT4_IniU
3、Reset Funky
今年頭に出されたlatin Christiano artist” Funky ”の新譜です。
このアルバムジャケは強烈だな、頭だけだもんな。
” Funky ”は、Luis "Funky" Marreroという人物で、Latin Christian artistです、なんでも、この作品で9枚目のアルバムらしい。
latin musica Christianoのweb siteを覗くと、他にもいいartist、素敵な曲が、いっぱいあるんだよなあ。
ここでのお勧め曲は、”Ella Quiere Que La Miren (Tropical)”だな、絶妙なrapが超気持ちいい!!
http://www.youtube.com/watch?v=ei7VlzO-wxQ
4、 I Am Nino Valentino
2010年に出した”Nino Valentino ”のアルバムです。
Nino Valentino は、New York出身のPuerto Ricanで、El garn combo、Yomo Toro等、多くのア-チストと競演している、業界では名の知れた大物artistらしい。
最近、使われだした”“SalFuzion” という言葉は、Nino Valen、後に紹介するJo-L 等、彼らのアルバムが評判になってからです。
”SalFuzion”といのは、最近使われ始めたサルサジャンルの言い方で、サルサをベ-スに、reggaeton、R&B、 hip hop swing、latin rap等をmixした新しいサルサの総称です。
お勧め曲は、Na, Na, Na, Na、No Se Vivir Sin Ti (Salsa)...salsaじゃないけど、Rompere Tus Fotos (feat. Angel Lopez)というcover曲もいいんだなあ、動画がなくて残念!
http://www.youtube.com/watch?v=B-RMTegyo60
http://www.youtube.com/watch?v=OWlRXplIu1M
5、Jo-L Jo-L
”Jo-L”の作品です、プラスチックのちゃんとしたCDだが、たった5曲しか収録されていません、そのうち1曲のremixが3verだから、実質は3曲なんだが、超お勧め盤です。
このJo-Lという人は、先のNino Valentino と同一人物だという噂があるが、本当の事はわからん?
”SalFuzion”という言葉に代表される彼らのサルサ(salsaton)は、とにかく今風でカッコいい、そのまま、レゲトンと一緒にspinされてもまったく違和感がない、サルサの未来形クラブサウンドって感じだね。
お勧め曲は、”Keep It In Step”、 ”No Me La Muevas”かな、”Vete”って曲も、ノ-マルサルサだけど、rapが入っていて、超カッコいい!
この動画、音量ちっちゃいね...
http://www.youtube.com/watch?v=6wKGOMXRqo0
http://www.youtube.com/watch?v=rV0zrAcKphA
動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=0SETGLHMAp8
http://www.youtube.com/watch?v=N2766rDhkHg
http://www.youtube.com/watch?v=_KklsFDmsdk
http://www.youtube.com/watch?v=dnjxkm1pL0c
http://www.youtube.com/watch?v=A3PQ6whBsPQ
最近のサルサシ-ンについて...
2010年あたりは、あまりぱっとしないサルサシ-ンだったが、2011年になってからは違った盛り上がりを見せてきたようです。
(去年の総評、今頃やんのかよっ!)
勝手な見解だが、イタリアのDJ BERNA JAMがREMIXした MICHAEL JACKSON のYOU ROCK MY WORLD の世界的なヒットがきっかけだと思っている。
このLATIN諸国でも、本場ニュ-ヨ-クでもない、1ヨ-ロッパ国のDJの遊び心で作った曲が世界中のクラブシ-ンを席捲するとは誰も思っていなかっただろう。
御存知のように、この曲はCDという形では、今も発売されていない。
当時、初めて聴いてCDを買おうと探しても見つからないので、海外のsalsa foramを覗いたら、世界中のサルサ人が”誰の曲だ、どうやったら手に入るんだ”との多くの書き込みがあって、ビックリした。
この流れはネット社会の普及により、DOWN LOADという新たな音楽の販売手段で加速され、さらに同時に一時代を築いたCDという巨大メデイアの衰退に拍車がかけられた。
誰もが気づいたのは、CDという媒体を作成しなくても曲は売れる、誰が作っても世界中に発信できるという事の認識だろう。
artist側から見れば、多額の投資をしてCDを製作しないから、売れないRISKを背負わなくて済む、当然、CDの企画となると、楽曲もアルバムに収録する曲数は準備しなければならないが、DOWN LOADであれば、1曲づつ売れる、買い手側から見れば、1曲づつ買えるから聞きたい曲だけ買えるという嬉しいメリットがあろう。
こういう背景もあってか、最近のクラブシ-ンでかかる、かなりの曲はCDで発売されていないものが多く、”コレって誰の曲?”、”この曲のこんなサルサあるの?”という感じである。
サルサ初心者、初級者の頃は、amazonをはじめ、大手ネットショッピングで探したりするだろうが、その手のwebで紹介されているartsitや曲は、クラブシ-ンでかかる曲のほんの一握りの部分である。
うっかりすると、そんな曲、もう誰も聴いいてねえよ!ってな感じで、クラブシ-ンでの流行と販売側の路線の食い違いや時間差が存在している状況にある。
メデイアの背景はこれくらいにして、別の視点から見た特徴に、最近のヒットサルサのかなりの曲が、原曲がレゲトンやポップスのsalsa version、また先に述べた有名DJのremixが多い
さらに、もう一つ目立つものとして、Jose Albertoやvictor manuelなどの大物salsa artistがReggaeton artistとコラボした作品のヒットもあげられる。
これは、salsaに限った現象でなくて、reggaeton artist同士、またはbachata artist迄、交えての流行である、双方の違ったfan層を掴まえられる、話題性の提供等のメリット、いろいろな理由はあろう。
また、冷静にsalsaのみでみると、生粋のsalsa artistの新しい曲がクラブシ-ンであまり目立って流されていない、きっと出しても若い世代をはじめとする一般層には流行らないのだろうと推察する。
ここ数年間に、salsaの大御所と言われるartsitが出したアルバムを少なく感じるのは、そこいらへんの理由かも知れない。
世界中で、やはり一番多いのは、レゲトンやポップス、サルサなどごちゃ混ぜで流す、latin barやlatin club、discotecaと呼ばれるspotが多い訳だから、salsaも必然的に進化を遂げてきた結果と思う。
確かに、最近流行しているReggaeton artistとのコラボ作品のヒット曲は、ほんとサルサでもカッコいいサウンドだ、サルサを知らない層の人が初めて聞いても、いいなあと感じる曲が多いのではないだろうか。
しかし、純粋なsalsaがまるで駄目とか、衰退かというとそうでもない。
Edwin lebronやLa Sucursal S.A.を筆頭に 、”Salsa dura new generation”と言われる新しい世代の台頭、活躍である。
彼らのベ-スにあるのは、従来のclasicoな音楽性であるが、全体の曲調は惚れ惚れするほど、イケてるサウンドに作り上げた作品が多い。
やはりClassic salsa soundへの想いは、そのまんまlatin musicへの魅力そのものの一部であって、過去、未来永劫、かわらないと思う、これは、昨今のold salsaの復刻版CDの多さ、人気の高さをみても容易に理解出来る。
個人的に大歓迎なのは、ちょっと前迄は、絶対復刻されないだろ!!と言われていた超お宝artistのanalogものが、ボンボンと発売されている、これはマニアにとっては非常にショッキングだったが、それだけ需要があるという事の証だろう。
懐事情はずいぶんと直撃されるが、嬉しい悲鳴です。
まあ、今後のSalsaを取り巻く環境は、”SalFuzion”に代表される新感覚のartistや、”Salsa dura new generation”と呼ばれる新進気鋭のartistの動向が、個人的には気になるところです。
...思うままに、だらだらと書いたんで、まとまらないけど、長くなったんで終了します。
2012年も、良い曲、素晴らしい曲に、いっぱい出会え、いっぱい踊れる機会があって、楽しい時間を過ごせていけたらと思います。
皆さん、今年もお付き合いください、そして素敵で良い年にしましょうね。
ROSA
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