2010/01/14

CDレビューenero号

CDレビュ-2010年enero号です。
(今年は、スペイン語でいきましょう)。

明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願い致します。
今頃かよ!!ちょっと、正月からのずだらな生活から抜け出せず、さぼってました。

2009年は激動の年ではなかったかと思います。個人的にも、仕事の関係で生活スタイルが激変しました。
2009年が始まった頃は、リーマンショックに始まる未曽有の危機でのリストラさわぎ、一時はどうなるかと思ったが、昨年後半よりうってかわって超忙しくて正月休みもない状態です。
忙し過ぎると、今度は勝手なもので文句の一つも言いたいところだが、こいいうご時世なので、仕事があって安定した生活が送れ、今年もサルサを踊れる事を感謝すべきだと言い聞かせています。

今月は、先月upしたオールドサルサの動画(アルバムジャケだけなので動画じゃないが)が好評だったので、オールドサルサの特集です。
新年にあたって、古いものを改めて見直すのもいいんじゃないかなと。
オールドサルサは、クラシックサルサ(サルサクラシコ)、ものによってはビンテージサルサなど、呼び方はいろいろありますが、いうなれば古いサルサです、時代によってはマンボや古いラテンジャズとも重なる曲もあるでしょう。
サルサ始めた頃は、ポップス系、ロマンチック系のサルサ中心に聞いていましたが、今ではこっち系の曲が中心で、どっぷりはまっています。
オールドサルサは情報が少なく、ネットで視聴できるものも少ないので、あまり一般的ではないかと思いますが、有名DJのイベントにいくといっぱいかけてくれます。
それでも最近は、便利になってYOU TUBEなどを覗くと、かなりの数が紹介されているので、暇なときは聞いてみてはいかがですか。
ちなみにYOU TUBEはアカウントをとっておけば、世界中のいろいろな人から、なんて名前の曲なの?どのアルバムに入っているの?とか、YOU TUBE上でいろいろと教えてもらえるので便利です。。
ただ購入にあたっては、すでに廃盤になっているものや流通量が少ないもの、またはCD化されていないものが多いので、収集にあたっては非常に困難なものが多いのが残念です、逆に言えば、希少価値のものを手に入れたときは非常に嬉しかったりするもので、そこは趣味のコレクションみたいなものかなとも思います。

   TITLE                ARTIST      
1、Libre - Free             Brooklyn Sounds
1970年頃の作品で、古きニューヨークサルサの名盤でしょう(サルサばかり入っている訳じゃないが、動画の2曲は特にお気に入りです)。
Brooklyn Soundsというからには、ニューヨークのブルックリン地区から出たグループなんだろうな。ただ現在、入手は結構、難しいかもしれないなあ、彼らのアルバムは、本作ともう一枚“Brooklyn Sounds”というアルバムがあるのですが、アマゾンで見つけた最後の一枚を小生が買って、両方共、在庫がなくなったと思います。
YOU TUBEで一回聞いて、凄い衝撃を受けて、すぐ手に入れたのですが、後でネットサーフィンしていたら、DJロドリーゴも絶賛していました。
ふと、アルバムジャケのビルは経済成長のシンボルでもあるワールドトレードセンターはなさそうだが、1973年には完成していた筈で、あの忌まわしいテロを考えるとこの当時が一番良い時代だったのかもなあ。









http://www.youtube.com/watch?v=RLAIVGe0cOU&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=2UAB4_6hn3g

2、Y Sigue El Tirmo         Orquesta Revolucion 70 
· Orquesta Revolucion 70というからには、たぶん1970年に売り出したグループだと勝手に思い込んでるんだが、詳しくは知りません。
現在、彼らの作品でネット上で見かけるのは、本と“REVOLUCION EN N.Y”.、それと“Llego La Revolucion”の3作品なんだけど、後者の2作品はYOU TUBEで何曲か聞いただけ、出来れば入手して聞きたいもんだ。
動画の曲は、Rumbon Calienteって曲なんだが、コレいいやね。ジミー・ウルビナっておっさんがリーダーで、アルバム参加メンバーにはルイ・ラミレス、ルイス・ペリーコ・オルティス、ジミー・サバテール、ロベルト・トーレスとか大御所陣が目白押し、まさにニューヨークサルサの遺産です。








http://www.youtube.com/watch?v=xnxOc6Eboec

3、GRANDES EXITOS 2X1     Orquesta dicupe 
FANIAレーベル・オリジナルのデビュー作のアルバムらしいです。トランペット奏者のエディルとフレディというディクーペ兄弟が活躍したORQUESTAで、プロデュースはN.Y.サルサの大御所、あのラリー・ハーロウ、参加メンバーにあたってはイスマエル・ミランダ、イスマエル・キンターナ、アダルベルト・サンチアゴと凄過ぎ、骨太ハードコアサルサにならない訳ありません。
このアルバムは、1972年の“ORQUESTA DICUPE”と1974年に出した2枚目の“AQUI LLEGAMOS”の全曲を収録したものですが、まあベスト盤みたいなもんかね。
動画の曲は、こアルバムの中で一番好きな曲で、ハードサルサというより、どちらかというとメロデイーライン中心のノリノリサルサです。










http://www.youtube.com/watch?v=-KSJ5sew-Yo&feature=PlayList&p=F18B1758CA465285&playnext=1&playnext_from=PL&index=10

4、Aprovechate    Wison Pagan y sus Internacionales-Rico Guaguanco
この曲もいいやねえ、切れ切れのハードドライビング、ニューヨークサウンドばりばりのGuaguancoです。このアーチストは、ほとんど知らなかったんだけど、多くのサルサを手掛けるMary Lou Recordsの復刻版で知りました。
ついでなんだけど、このMary Lou RecordのCDは、AMAZONのサイトの値段が書いてあるSELLERのところからMary Lou Record STOREFRONTのところをクリックすれば、全てこのレーベルのCDだけ抽出する事も出来ますので利用して下さい。









http://www.youtube.com/watch?v=O3uIq9glBrI

5、Creepin' Up            Orquesta Colon
ハードなサウンドからするにニューヨークサルサと思いきあ、プエルトリコのorquestaです。トニー・パボンのサルサレーベルRICO RECORDSより1971年にリリースされた作品です。
トランペット奏者であるGUS COLONをリーダーとした彼らのサウンドは、当時のプエルト・リコ・サルサとは一線を画したもので、まさにハード・ドライヴィング・スタイルです。
同じ時代に繰り広げられたニューヨークサウンドに負けない出来だと思います。同時期のRICO RECORDSを支えたサルセーロ、TONY PABON、NESTOR SANCHEZも参加しています。

http://www.youtube.com/watch?v=6L-ueBaUhxU&feature=related


ちなみに、最近、小生がオールドサルサCDの購入でよく利用するよく通販サイトは、主に下記です、興味のある人は覗いてください。


他に60年代、70年代のニューヨークサルサの復刻版などを扱うところで
SALSA INTERNATIONAL”
http://www.salsa-international.com/

 
今月の動画も、去年良かったなって思った選曲(新旧いろいろ有り)の続きでお送りします。

サルサ(モダン)編
1、Luis Enrique   Yo No Se Mañana (Víd
http://www.youtube.com/watch?v=AXIgjQFMCiI
2、Marlon     Hagámoslo Aunque Duela
http://www.youtube.com/watch?v=FgXGxkOS7i4&feature=related
3、Adolescents Orquesta  El Mensaje  
http://www.youtube.com/watch?v=T0H4dpjLSOc
4、Orquesta la Palabra   I Hope you Dance
http://www.youtube.com/watch?v=A57LqO6HAtU
5、Cache        with you     
http://www.youtube.com/watch?v=JB8LreN9GsA
6、Chayanne   Y tu te vas Version Salsa MDJ
http://www.youtube.com/watch?v=PYJVbV9gd2w
7、Tito Rodrigues Jr. - Mujer Erotica
http://www.youtube.com/watch?v=zJXk7aFzpKg
8、Willie Rosario El Apartamento
http://www.youtube.com/watch?v=coArhsyC1Ps
9、Willie Rosario, Gilberto Santa Rosa y Tony Vega  Lluvia
http://www.youtube.com/watch?v=aVIM4BtyDHY&feature=related
10、Sonora Ponceña Ramona
http://www.youtube.com/watch?v=AXqLnewSCck


マンボ、ラテンジャズ編(CDの直リンです)。
1、Latin Cool: Essential Latin Jazz
http://www.amazon.com/gp/recsradio/radio/B00004RIMY/ref=pd_krex_listen_dp_img?ie=UTF8&refTagSuffix=dp_img
2、Vol. 3-Complete 78's
http://www.amazon.com/gp/recsradio/radio/B001NJY5WQ/ref=pd_krex_listen_dp_img?ie=UTF8&refTagSuffix=dp_img
3、Jazz Meets Cuba
http://www.amazon.com/gp/recsradio/radio/B0000C889S/ref=pd_krex_listen_dp_img?ie=UTF8&refTagSuffix=dp_img
4、Jungle Fantastique
http://www.amazon.com/gp/recsradio/radio/B00005A0KM/ref=pd_krex_listen_dp_img?ie=UTF8&refTagSuffix=dp_img
5、Mad About Mambo
http://www.amazon.com/gp/recsradio/radio/B000XUCW12/ref=pd_krex_listen_dp_img?ie=UTF8&refTagSuffix=dp_img
6、A Toda Cuba Le Gusta
http://www.amazon.com/gp/recsradio/radio/B000005J54/ref=pd_krex_listen_dp_img?ie=UTF8&refTagSuffix=dp_img
7、Original Mambo Kings
http://www.amazon.com/gp/recsradio/radio/B0000046LX/ref=pd_krex_listen_dp_img?ie=UTF8&refTagSuffix=dp_img
8、Ultimate Cal Tjader
http://www.amazon.com/gp/recsradio/radio/B00001QGR7/ref=pd_krex_listen_dp_img?ie=UTF8&refTagSuffix=dp_img
9、50 Years of Mambo
http://www.amazon.com/gp/recsradio/radio/B0000DD54Q/ref=pd_krex_listen_dp_img?ie=UTF8&refTagSuffix=dp_img
10、Ay Que Rico!
http://www.amazon.com/gp/recsradio/radio/B000000XFO/ref=pd_krex_listen_dp_img?ie=UTF8&refTagSuffix=dp_img


大晦日は、サル友とヒルトンのサルサカウントダウンに行ってきました。
仕事がらいつも年末年始が休めるとは限らないのですが、ここ数年はサルサで終わって、サルサで始まるパターンです。
家で静かにテレビでも見ながら年を越すのも、決して悪くはないが、なんか味気ないので、ここ数年は外で年を越しています。
行きは年末の高速道路事情が読めなかったので、早めでつくばを出発したら、到着が早すぎ!
あまりにも時間があったので飯でも食おうかという事になり、近くのデニーズで夕食兼休憩、時間つぶしです。
ヒルトンは、飲み放題なんで夕食だけにすればいいのに、結局ビールも頼んでマッタリ。
一息ついて、ヒルトンに再度直行、外は風が強くで超寒い日です。
ヒルトンに戻っても、なお時間に余裕があったので、別料金でまたビール頼んでしまった、ホント無駄だなあ。
今回は、いつもヒルトンで見かける層の他に、しばらく会っていなかった人たちもいっぱい来ているようでした。
個人的に、ヒルトンは綺麗で雰囲気が良くて、さらにスペースもあるので踊りやすいから好きです。
年末のエントランスは、六本木界隈のサルサバーは軒並み高くなるのですが、それを考えたら飲み放題のヒルトンのコストパフォーマンスは絶対お得だと思います。
しばし飲んだり、踊ったり、あっという間にカウントダウン、あっという間に2010年の幕開け、2009年最後のヒルトンも大盛況に終了です。
予約の段階で300人を超していたらしいから、実際には相当数入ったんだろうな。
日本のサルサの楽しみ方も、お台場のカウントダウンがなくなって、この手のパーテイーへの移行で、また変わってきたのではないかと感じてます。
サルサバーで踊るのも、それはそれで楽しいのですが、ヒルトンのようなプラスアルファの付加価値をもったサルサも、新たなスタイル、流行のひとつとなってきている気がします。
今年も、ヒルトンに限らず、いろんな形でのサルサイベントが開かれると思いますが、非常に楽しみです。

さて今年はどんな年になるやら、わくわくします。
2010年も、いっぱいサルサを聴いて、いっぱい踊りましょう。

年頭にあたって、2010年が皆様にとって、本当に良い年になりますようにお祈りします。


ROSA

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