2010/02/06

CDレビュ―FABRERO号

CDレビュ―2010年FABRERO号です。

2月です、今年もあと11カ月で終了です、最近、こんな風にとらえてしまうのは年をとった証拠だろうなあ。
サルサはインドアなんで、シーズンスポーツじゃないんだが、こう寒いとさすがに行き帰りがやっぱりつらいね。
サルサバーに入ると、いつも中の熱気で外の事など忘れて踊っているが、踊り終わった帰りは、ふと冬をしみじみと痛いくらい冬を体感するよ。

この時期、最近想うのは、数年前までは、スキーやスノーボードのインストやってたんで、年間30日から40日以上、スキー場にいた生活してたんだよなあって事。
それが、今じゃあ、スキー場は年1回位、つきあい程度、数年前からはどっぷりサルサばかりの生活になってしまった。
今でも、白銀のケレンデをお気に入りの板でカービングしていく感覚は、サルサとはまた違って爽快で、それに変わるものはない、特に飽きて止めた訳じゃないんだよな。
ただ人に与えられた時間は、限りがあって、両方は出来ないからしょうがない。
でも、今のところ、サルサが飽きて、ウィンタースポーツ界に戻る事はなさそうです。

今月は、ちょっとだけ名盤だよなあって特集です。
評論家じゃないからなんとも断言はできないが、個人的にこれっていいんじゃない?ちょっとだけ名盤だよなあって感じたアルバムの紹介です。
個人的な趣味が入っているので、一般的な評価とは違うんじゃないかなあとは思いますが、まあ、参考程度に聴いて下さい。
動画LINKは、アルバムの中でのお勧めの2曲の選曲です。


   TITLE                ARTIST      

1、Eclipse             Tito Rodriguez Jr.
巨匠Tito Rodriguezの息子 Jr.の作品です、たぶん90年代の半ばくらいに出したアルバムだと思うが、人気があるのか、以外に入手が難しいアルバムかもしれません。
個人的には、ずいぶんと前から探していたのですが、なかなか見つけられず、2年前、アマゾンに一枚入荷したのを確認して、すかさず落しました。
これは、ちょっとじゃなくて、文句のない名盤じゃないかなあ、アルバム中、全曲良いのですが、特に4曲目のSun Sun Babaeと9曲目のMujer Eroticaは、今でもカリベやイベントでよく耳にする名曲で、何回聴いても痺れます、ほかにもインストなんだが、最後のToby's Mamboもご機嫌な1曲です。











http://www.youtube.com/watch?v=abnn9FviRwk

http://www.youtube.com/watch?v=zJXk7aFzpKg

     
2、Lo Mejor De Bush Y Su Nuevo Sonido       Bush Y Su Nuevo Sonido
ブッシュことマエストロ・フランシスコ・バックレイ率いるグループ“Bush Y Su Nuevo Sonido”の1967年のパナマでのライブ盤、60年代コロンビアサルサの名盤だと思います。
コレ、先のようにライブ盤とのことなんだが、聴いた感じでは良好な録音状態で、スタジオ録音じゃないのって思うくらい、古いライブアルバムにありがちな雑音はまったく気になりません。
個人的な感想では、コロンビアサルサというより、オールドニューヨークサルサに近いかなあ、MARY LOU他、ニューヨークサルサのレア音源を多数保有しているSALSA INTERNASIONAL RECORDSから出ているから、そう感じるのかもね。
最近は、コテコテのサルサが多い中、このくどくないシンプルなサルサが、なんとも心地よくたまりません、ぜひ聴いて欲しい一枚です。



3、Exitos     Ray Perez 
70年代から80年代にかけて活躍したピアニストRAY PEREZ及び彼が率いるLos Dementes とのBEST盤です。
RAY PEREZ、彼はベネズエラ出身ですが、音楽性はオールドニューヨークサルサそのもので、特にピアニストということもあって、時折入るサビ部分のピアノのリズムには興奮させられます。
活動していた年代からか、サウンド的にオールドサルサチックでなく、現代のモダンなサルサとクラシックが融合された中間サウンドに感じられます。
多分、彼の作品で一番、評価が高いのは、ROMPELOって曲なんだが、後にupしたpal 23も個人的には大好きです。Floroって曲もいいんだが残念ながら、このアルバムには収録されていません。
http://www.youtube.com/watch?v=6Sa6exZ2CK0

http://www.youtube.com/watch?v=eHWreCecT-4

4、 LATIN CONVERSATION       ATSUSHI SANO
東京新世代ジャズDJと呼ばれるATSUSHI SANO(佐野あつし)による最新ラテンミックス盤、収録されている曲目は、前編ダンサブル、なおかつレアな音源ばかりのラテンフレーバー漂うアルバムです。
このアルバムは、9曲目に収録されているWillie Melendez / Pensando En Tu Carinoという激レアな曲を探している時に、偶然見つけたのですが、この曲の収録があるので何の気なしに買いました。
内容は、サルサ、マンボ、ラテンジャズ、etcとラテンALLジャンル、特に期待もしていなかったんだが、内容の濃さも文句のつけようがない、収録60分以上の長さにも、超御買い得な気分にさせられました。
お勧めは、3曲目Porfi Jimenez / Un Saludo a Puerto Rico、11曲目Alfredo Linares / Sonando Tamboかなあ、もちろん9曲目Willie Melendez / Pensando En Tu Carinoも名曲なんで、聴いて下さい、絶対、買って損のないアルバムです。


5、The Best Of            The New Swing Sextet
新しめからも復刻盤を一枚。2008年に38年ぶりにアルバム“Back On The Streets ”を発売して話題をさらったグループで記憶に残っているかと思います。
リーダーはヴィブラフォン奏者のジョルジ・ロドリゲスという人で、60年代から70年代のニューヨークラテンシーンで駆け抜けた元祖バイブサルサグループです。
彼らのアルバムの大半は廃盤、なおかつ入手が非常に難しかったりするので、待望のbest盤での復刻は嬉しい限りです。
もっと、早く出してくれれば、聴きたい曲をわざわざオムニバスで拾い集めなくてもすんだんだがなあ。
彼らのサウンドは、とにかくジャジーで一昔前のグループとは思えないほど、御洒落なサウンドです、特に動画にupしたPico SwingとMy Favorite Things、この2曲は最高の出来、サルサで一番好きな曲です。
いつも車に積み込んであって、たまに聴き返しているんだが、何回聴いても飽きない、本当、後世に残る名曲だと思います。


http://www.youtube.com/watch?v=UGhr2IIofuk

http://www.youtube.com/watch?v=t09DIJdjmOA

2009年は、Luis Enrique  やMarlon、Orquesta la Palabra あたりのサルサ界でいう中堅どころは頑張っていた気はするが、古くからの大御所達の活動が見えなかった年に感じられます。
ぜひとも、今年は中堅どころを抑えて、大御所達にも頑張ってもらって、これからも多くの名盤をつくりあげていって、ラテンシーンを盛り上げていってもらいたいものです。


今月の動画、適当に10曲です。
            SONG
1、Aguantando
http://www.youtube.com/watch?v=fyPM3j7NNWw&feature=related
2、candela
http://www.youtube.com/watch?v=XqvueQzFG4I&feature=related
3、Te vas a arrepentir
http://www.youtube.com/watch?v=EwVMd-q4IrA&feature=related
4、felix the cat
http://www.youtube.com/watch?v=cI1CFhnoB1Q&feature=related
5、ASI SON BONGO
http://www.youtube.com/watch?v=DSSTwbAj_BU&feature=related
6、Aisha
http://www.youtube.com/watch?v=gCLAAyR5l3M&feature=related
7、Que te vas
http://www.youtube.com/watch?v=zUJ7XRUmTgU&feature=related
8、Juana Pena
http://www.youtube.com/watch?v=xkAFVFkYXOU&feature=related
9、IDILIO
http://www.youtube.com/watch?v=DexxgIMjAAA&feature=related
10、rumbon melon
http://www.youtube.com/watch?v=G8Ujd523crs&feature=related



先月は、久しぶりに地元つくばのサルサパーテイーに参加しました。
去年は、仕事の関係で週末が休めなくなったので、もう半年位、地元では踊ってないかもしれないなあ。
Webは、つくばでサルサを楽しもうってフレーズだが、もっぱら踊っているのは六本木、もしくは都内ばかりだから、これで、このレポートもやっとタイトル通りになったかもね。
今回のパーテイーは、一か月毎に定期的に開いているパーテイーと違って、サル友が急きょ、段取りしたものです。
サル友が結婚して、つくばを離れるとか、つくばに新しく引越ししてきた人や、最近、仲良くなったつくば以外の人たちの親睦も兼ねたての企画です。

場所は、メキシコ料理屋さんのフリホール(FURIJOL)って店です(茨城県つくば市天久保2-10-1 TEL:029-859-6988)
去年だったか、この店は、以前、花見でサルサパーテイーやった後に使ったのが最初だったと思います。
個人的には、サルサパーテイーやる前に、開店当時、この手の食べ物屋さんが好きで食べに行ってて、ガラス張りで、床も板張りなのでパーテイーに使いたいなって思ってました。
こじんまりとした御洒落な雰囲気で、オーナーも気さくな方なので、ぜひ、サルサに関係なく、食べ歩きにでも出かけてみてください、もちろん料理も美味しいと思います。

FURIJOLのブログのも紹介しておきます。
http://frijol.tsukuba.ch/e69508.html#comments


さて、今回のパーテイーをやるのを決めたのが12月、当日は年始まってすぐの一月、外は寒いし、人間も動物と同じで、動きも鈍いから集まるのかなあと、かなり心配していました。
まあ、ふた開けてみたら30人以上、いろいろな人たちが集まってくれて、大盛況でした、ちなみに、あれ以上集まると店自体のCAPAの関係上、窮屈になってしまうので丁度、ベストな感じです。
特に今回は、いつものパーテイーと違っていたのは、つくば以外、はるばる他県からのサル友が来てくれたのが、何より嬉しく思いました。
しばらくぶりに、DJをやらせてもらいましたが、選曲は、個人的な趣味はあまり入れず、カリベバージョンのオンパレードにしました。
はっきり言って、つくばは、あまりラテン音楽に精通している人は少ないので曲は気にしないのですが、、普段、都内で踊っているつくば以外の人も多数来ていたので、それなり売れ線の選曲で対応しました。
選曲って重要だと思うんだよなあ、個人的な感覚で言うと70パーセント位は選曲で、その日の気分が決まっちゃうんだよね、もうセンス悪いと、もう踊る気がなくなっちゃうし、それくらい大事、サルサは音楽あっての踊りだからね。
久しぶりのつくばでのパーテイーだったんだけど、地元という事もあって、気取らずアットホームな感じがまた新鮮で心地良いですねえ。
六本木で踊っていると、いつも本番、真剣勝負みたいな雰囲気なんで、このまったり感がなんともいいです。

あーじゃね、こーじゃねと踊っているうちに、あっという間に終了です、それでも、こちらから頼んだ訳でもないのに、オーナーが時間を延長していいですよって、親切で有難い御言葉で感謝、感謝でした。

追記
小生が企画した訳ではありませんが、この場を借りて一言。
集まって頂いた方には、飲み物のタイミングや食事の時間の遅れなど、企画側の不手際があって大変申し訳なく思っています。
回を重ねる毎に、より良い形のパーテイーにしていきたいと思いますので、今後共、よろしくお願い致します。



ROSA

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