2010/12/29

CDレビュ-DICIEMBRE号

CDレビュ-DICIEMBRE号です。
今年の区切りでもあるので、お届けです。

師走です、さすがに寒くなってきました。
先週、旅行先の南国カリブ海から帰国後、極寒茨城の海に波乗りに入ったら、あまりの寒さに挫けそうになったよ。
残念だが、大好きな波乗りも、サ-ファ-ズイヤ-防止の為、来年3月まで封印です。
冬将軍は、これからだというのに、やっぱり暖かい春が待ち遠しいなあ。

さて、今月も2010年良く聴いた曲の続き、おまけで個人的なラテンな旅行記でも、興味があったら読んでください。
多分、写真は、クリックすると大きくなると思います。

今月は、LATIN JAZZ、ETC...です。


****LATIN JAZZ、DESCARGA、MAMBO、...****


1、Take five             Roberto Roena
http://www.youtube.com/watch?v=c0MZ_IHDydk

2、A Night in Tunisia        La Sonora Ponceña
http://www.youtube.com/watch?v=opBjHcr84bg

3、Vives Boogaloo          Charlie Palomares
http://www.youtube.com/watch?v=AZ1BPtG2Wyo

4、Descarga en menor       Combo de Pepe
http://www.youtube.com/watch?v=3hWreK5KqqU

5、Cool                Alfredo Linares
http://www.youtube.com/watch?v=aDH43uG7vPc

6、AZUCAR             EDDIE PALMIERI
http://www.youtube.com/watch?v=uXkS-Lc4LoE

7、descarga picadillo        orquesta belmonte
http://www.youtube.com/watch?v=1oD70o-HiA4

8.PANAMA ESTA BUENO Y MA Los Exagerados
http://www.youtube.com/watch?v=7EiYFzZEWXU

9、Exciters Theme        Exciters
http://www.youtube.com/watch?v=-qxcGzRk1eo

10、GEORGE SHEARING QUINTET - Mambo Inn
http://www.youtube.com/watch?v=lsDaXWzdbps



12月3日から11日まで、カリブ海のドミニカ共和国って国に、ふらりと遊びに行ってきました。

ドミニカって国はカリブ海に2つあります、ひとつはドミニカ共和国、もう一つはドミニカ国。
バチャ-タやメレンゲで有名なドミニカは共和国のほうです、もちろんスペイン語圏です(ちなみに、ドミニカ国は、英語圏)。


ドミニカ共和国って国は、旅行直前に調べようとしたが、ネットにもあまり、引っかかってこない。
それもその筈、日本からはというと、なんと年間たったの1500から2000人位しか行ってないらしい。 この数値は観光客だけではなく、JICA(国際協力事業団)のボランティア関連、大使館などの政府関係者の来訪者が含まれているので、実際の日本人観光客は非常に少ないと思われます。
地理的には、アメリカ合衆国の南西、カリブ海地域で2番目に大きい島・エスパニョーラ島の3分の2がドミニカ共和国で占めています、残り3分の1はハイチ、西にキューバ・ジャマイカ、東にプエルトリコなどがあります。
いつもそうなんだけど、急に思い立って行く事にしたから、大した情報も得ることなく、いつも使う神田の某中南米専門の旅行会社に、チケットと訪ねたい場所の現地ツア-をoption追加してもらう。
小生もそうなんだが、海外旅行行っちゃうと、もったいないんで、いつも忙しく動き過ぎちゃう傾向があるんだよね。
今回は、前半は、あてもなく街でぶらりぶらり、リラックス、後半は大自然も満喫したかったので、田舎で観光って予定にしました。


12月3日(金)
成田から、ダラス、マイアミと乗り換えて、首都のサントドミンゴに夜、到着。
寒くもなく、暑くもなく、空気もカラっとしていて、心地良い、快適です、日本の6月くらいの気温かなあ。

空港に、地元のガイドが向かえに来てくれているので、ホテルに直行です。
まもなく街の中心街に入ると、週末という事もあって、非常に賑やかです、けたたましいクラクションの音、ラテン音楽がいたる所から聞こえてきます。
この国も、他の中南米諸国と同じく、運転マナ-は最悪だな。

夜の第一印象、たぶん、この国は中南米諸国の中では、治安は比較的良い国だなと...女性、子供が、夜、歩いているからね。
21時半位だったかなあ、ホテルに到着して、喉が乾いたんで、金曜日という事もあって、クラブに呑みに行く事にした...どうせ飛行機でさんざん寝たから眠れないし。

ドミニカでは、日本で言うサルサバ-とかクラブと呼ばれるものは、デイスコテカって言います。
出かける前に、ホテルのアドレス、位置関係を確認、まだ地図を持っていないから、迷ったら帰れなくなってしまうのも想定しておかないとな。
ホテルの案内にタクシ-を頼んでもらって、人気のあるデイスコテカに連れていってくれと告げて、まもなく、ある通りに着いた。
































通りの両側には、何軒も店が並んでいて、すげえ、路上する車、人の数、音楽、ガンガン、イメ-ジとちょっと違っていたんで、雰囲気に圧倒される。
タクシ-のオヤジに何時までやってるのって尋ねたら2時迄らしい、条例だか法律だか知らんが、どこも閉まってしまうとの事。
2時に、また向かえに来るから、ここで待っていてくれって事なので、待ち合わせ場所だけを決めて、呑みに出かけた。

サルサの音楽につられて、最初に、角で賑わっていた”La barrica”って店に入った。
ビ-ルを注文、Pequeno(小さいやつ)って頼んだら、ワインボトル(中瓶)位のが持ってきた!
ビ-ル瓶のサイズは、3種類、小瓶、中瓶、ワインなんかで見かける、さらにでっかい瓶があって、小瓶の場合には、mas Pequeno(一番、小さいやつ)って頼まないと通じなかった様子。
ドミニカでは、ビ-ルを頼むと、何も言わず”presidente”っていうメ-カ-のビ-ルが運ばれてきます。
これは、美味い、コロナに近いかなあ、軽くて呑み易い。

ドミニカのデイスコテカって、一軒がでかいんだよね。
音楽のボリュ-ムもガンガン、ボンボン、この店は一階はサルサ、メレンゲ、2階はレゲトン中心みたいな感じだったね。
決まったダンススペ-スがある訳じゃなく、席の合間で踊りたい人は踊ってる、そんな雰囲気で良い感じでした。































あっという間に2時、ここからが凄過ぎ!!
一斉に、どの店も閉まるから、当然、お客も一斉に出てくる、帰りの車も増えるから、深夜の大渋滞。 当然、約束したタクシ-なんか、時間通り到着出来る訳がない!
しばらく待っていたが、どうせ無理だろうと思って、そそくさと適当なタクシ-拾って、ホテルに帰る事にした。


12月4日(土)
昨夜は、フライト中寝すぎたせいで、眠りにつけたのは、結局、朝方で、起きたのは10時半。
ホテルは朝食付きなので、早めの昼食、南国は、果物、ジュ-ス類が、ことのほか美味い。










泊まったホテルです。























街の概要がわからないので、地図を調べたり、その後は繰り出して散策。
中南米諸国は、コロンブスに始まる植民地時代の建造物などが散在しているが、アジア人にとっては、あまり興味のそそられるものはない。

最もビックリしたのは、ドミニカが経済的には非常に豊かな国である事。
隣接したハイチの貧困の状況をテレビで知っているだけに、同じ大陸続きで、こんなにも違うものかと!資源が豊かな国で、観光産業も順調である事が大きいと思われる。
ドミニカが豊かな国とはいえ、もちろん、日本の感覚でいうのとは違う、ドミニカでいうところの貧困は、文房具が買えないとか、電気が来ないとか、そういう類のものである、一般的には、食べるのに、困っている人は、ほとんどいないと思われる。
















ここいらへんは、旧市街でソ-ナコロニアル(Zona colonial)という場所で、南北アメリカを通して最も古い都市だったところで、世界遺産にもなっています。
















腹が減ったので、通りの小さな食堂で夕食。
海鮮入りのチャ-ハンみたいなやつとビ-ルを注文。 ドミニカ人は、アジア人と同じように、一日に一回は米を食べないとなあ、という人が多く、米をよく食べます。
ドミニカの料理は、魚介、鶏、牛、豚、野菜、果物...食材は豊富、味付けもあっさりしてて、日本人の口には合うと思います。

















ホテルに帰ったら、すぐ睡魔に襲われる、日本との時差ボケと紫外線の違いに眼底疲労を起こすからだろう。
9時半ごろまで寝てたんだろうか、さっぱりシャワ-を浴びてから、10時半頃、外に呑みに行く事にした。
ホテルのあんちゃんに、サルサで有名な場所はないのってきいたら、”El aguila”てところを教えてくれた、ここはサルサだけしかかからないらしい。
ただ賑わっているかどうかは知らないと言ってたのが気にはなったが、土曜日だから、そうは外さないだろうと楽観視して出発。
が、が、が、大外し!!かなり落ち込む、お客がいない!!従業員と話していても、つまらないので、移動しようかと考えたが、もう12時過ぎ、移動しても、いくらの時間も遊べないと断念。
異国の地で、土曜日の大外しは、さすがにこたえた。


12月5日(日)
朝早く起床、朝食後、今日は、日本の旅行会社からブッキングされているドミニカの旅行会社の人と会う事になっていて、明日からの観光予定の確認をする予定となっている。
まもなく現れたのは、白人の気の弱そうなアンチャン、珍しいな...ドミニカでは、あまり白人を見ない、人口の70%は、白人&黒人の混血が占めているからだ。
とりあえず、気にせず、明日からの予定について打ち合わせ、小生も人の事は言えないが、コイツ、へたくそな英語だな...笑、西語、英語、ごちゃませで終了。

その後は、タクシ-を呼んでもらって、サントドミンゴから比較的近くて有名なboca chica海岸に遊びに出かける事にした。
タクシ-は、行き帰りと海での待機時間込みの値段で、だいたい決まっています、海岸線を見ながらのドライブコ-スは、ホント心地よい。
まもなく到着。、綺麗ではあるがカリブ海のイメ-ジの色合いではなかったので、さほど感動はせず、今日は日曜なのと、ここはサントドミンゴから近いスポットという事で、かなり賑わっている。


































タクシ-のおっさんは、車近くで待機するのかなと思いきあ、ついてきた、きっと暇だから、やる事ないんだな。
結構、日差しが強かったのでビ-ルで一息かな、運転手のおっさんとパラソル下ですぐ休憩に入る事にした。
ビ-ルが到着すると、運転手は世間話しながら、手際よく、オレのコップにビ-ルを注いで、自分のも注いだ、お前、運転手なのに飲むのかよ!!
昨日あたりもよく見かけたが、午後、海岸あたりで休んでいるタクシ-の運チャンが、ビ-ル呑んで休憩してるのは、仕事の合間の普通の光景なんだなと、さすがに、大量には呑まなかったけどさ。
大瓶2本くらい、いろいろな話をしなが呑む、こういう時間での、なんて事ない、つまらない話が、その国のいろいろな事を理解でき、非常に面白い。
お昼も食べてないので、腹も減ってきたので帰る事にした、海の家の料理は不衛生そうで、危険な香りがしたので控えた。

3時過ぎに、ホテルに帰って、近くのオ-プンエアのレストランで、ランゴスタ(伊勢海老)の何とかという 本日のお勧めメニュ-を頼んだ。















”presidente”というビ-ルです。























ドミニカは、島国なので、魚介類が豊富、よく道端で採ったばかりの伊勢海老を売っている光景を見かけます。
伊勢海老なんか、日本じゃ高くて食べる機会がないが、ここでは安い、しかもいっぱい入っているのが嬉しい。
このレストランは、欧米っぽい料理と日本食もしっかりしてて、珍しい店だった、ドミニカで日本人の観光客なんか皆無に近いと思うんだが、それだけ、日本食もポピュラ-になったんだろうか。

ホテルの近くには、コロンブス公園というスポットがあって、市民の憩いの場所になっています、日曜日という事で、結婚式上げたカップルが何組も来ていました。

















都市部にいられるのは今晩限りで、明日、朝からドミニカの田舎に移動なので、夜遊びも今日限りです。

今夜は、地球の歩き方にも載ってた”JET SET”と、ホテルのアンチャンお勧めの一番熱いという”macumba”っていう店に出かける事にした。
ホテルにタクシ-を呼んでもらうと、いつも待機しているんだろうか、決まった爺さんがやってくる。
この爺さんの言葉は、なまりがすごいんだか、最初、さっぱり理解出来なかったが、もう三日も夜遊びの行き帰りが一緒のせいか、不思議なもので慣れてきた。

”JET SET”に到着、なんとCLOSE!
明日、メレンゲで有名なTONO ROSARIOがやってくるので準備中の看板が立てかけてあった、ちょっとショック、今夜もやな出だしだな。
そそくさと”macumba”に移動です、この店は初日に訪れた通りの一角にありました。
この通りの名前は、後で知ったんだが、ベネズエラ通りと言って、サントドミンゴで有名な通りで、道の両側は、デイスコテカが並んでいます。
ドミニカはオ-プンエアのデイスコテカが多いが、”macumba”の店の作りは、外から中はまったく見えません、どんなんだろ... 興味深々。
入ってみると、煙でいっぱい、タバコかと思いきあ、スモ-クでした。
ちなみに、後日、ドミニカではタバコを吸っている人をあまり見かけないねって、ドミニカ人に聞いたら、ほとんどの人は吸わないらしい、これは以外だった。

ここの雰囲気は東京とかわらなくモダンな感じです、レゲトンばかり、しばらくかかっていたので、つまんないなと思っていたら、メレンゲ、バチャ-タ、最後はサルサとかかりました。
各ジャンルの音楽がかかっている時間が結構長いんだよ、日本だとメレンゲ、バチャ-タ、サルサって、短いスパンで繰り返されるが、ここのスタイルは違っていた。

ドミニカは、バチャ-タ、メレンゲが有名で人気がありますが、サルサも同様に人気があります。
しかしながら、ドミニカ人には、サルサは踊り方が難しいので踊れないらしく、席ではみんなで盛り上がりますが、フロアではあまり踊っていません。
日本人がイメ-ジするサルサは、サルサのレッスンクラス等が存在する先進国の踊りなんだと思う。



ドミニカ最後の夜遊びは終了です、明日は、ドミニカの田舎の街、バラオナという街に移動です。

長くなったので、後半は来月号という事にします。



2010年も、まもなく終わりです、今年は、どういう年でしたか、良い年だったでしょうか。
サルサを通じて、いろいろな経験、出会いもあったのではないかと思います。
個人的には、都内でのサルサは、そう変化は感じないが、つくばは数年前とはずいぶんと顔ぶれも変わったように感じます。
人の移動が多い街という事もあり、新しい人が増えてきているので嬉しく思っています、特に、ここのところ、若い世代も少しずつ増えてきて、これからが楽しみです。
来年も、どんどんと新しい人が、つくばでサルサを始めるのを希望します。


年の暮れにあたって、今年も、サルサを通じて出会った人、特に踊ってもらった女性の方々、どうも有難う御座いました。
来年も、よろしくお願い致します。

では、良い年をお迎えください。




ROSA

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