2012/03/01

CDレビュ-MARS号

CDレビュ-MARS号です。

この前、2月号書いたと思えば、もう3月になっちまった。
最近、春めいてきて暖かい日が続いたと思えば、また凍て付く寒さ、トドメは雪か。
今年は、寒いせいか、梅の開花も、まだまだらしい。
桜と梅が、一緒って事もあるかもね、早く暖かい気候になって欲しいなあ。

今月は、復刻盤特集でいきましょう。
モダンサルサもセンスがいい曲がいっぱいあって捨てがたいが、やっぱりクラシックサルサは別物の良さがあります。
何年たっても廃ることのない不変の魅力っていうのか、何十年も前に作られた曲を聴き、その曲で踊って楽しめるって事は考えたら凄いことだよね、ある種の芸術作品であるとも考えてしまう。
さて、講釈は適当にして、名盤紹介です!

1、PAPO Y SU COMBO        PAPO Y SU COMBO
60年代後半に活躍したペル-の楽団”PAPO Y SU COMBO”のアルバム、レーベル「EL VIRREY」からの初CD化です。
アナログ市場でも、超高値で取引される、激レアグル-プです。
ペル-のオ-ルドサルサは、ちょっとB級的な香りのするア-チストが多いが、この作品は、マンボ、パチャンガ、ブ-ガル-...どれを聴いても、当時のサルサとしては完成度が高い。
お勧めは、やっぱり”Esta Mochao ”でしょ!歌っているのは”PACHITO NALMY”、声も渋いが、サウンド的にも、イケル、何度聴いても飽きない名曲だね。
”TIRANDOTE FLORES”、 ”No vale la pena ”あたりも、ぜひ聴いて欲しい曲です。














http://www.youtube.com/watch?v=b4CqIkjCIC0
http://www.youtube.com/watch?v=vZ6Negwr9GU
http://www.youtube.com/watch?v=9L3MgLKzMTQ&feature=related

2、THE BEST OF ORQUESTA LA MURALLA   LA MURALLA  
”LA MURALLA ”は、70年代後半に活躍したプエルトリコの楽団で、リ-ダ-は、あの”Mike Rosario ”です。
アルバムジャケは、名盤”AVISALE!”と同じだが、中身はMASレーベル (1977), TICOレーベル (1979) から選りすぐりのベスト盤です。
ボ-カル陣には、ジョニー・ベガ、ペドロ・ソリア、あのアダルベルト・サンティアゴという渋いメンバ-です。
音楽的には、今でもラテンでは珍しい12弦ギターが全面で演奏されている独特なサルサです。
お勧め曲は、”Avísale”かな、7分位ある曲なんだが、ちっとも長さを感じない渋めの1曲です。
他には、”linda mujer ”、”Un Mañana ”もいいね。












http://www.youtube.com/watch?v=x8aVdH5IGBU
http://www.youtube.com/watch?v=DjD9ITUwfwQ&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=UvQZB8rgeTo&feature=related

3、THE BEST OF ORQUESTA LOS JUNIORS    LOS JUNIORS
プエルトリコの楽団”LOS JUNIORS”のベスト盤です。
収録曲は、1975年にAMORというインディ・レーベルの2枚のアルバム"EMBALAO..." "MAMA YO YO - RUFINA"からの18曲、極上のセレクションです。
70年代後半に活躍した”LOS JUNIORS”は、兄弟姉妹で構成されたグル-プで、それ以前の60年代には、”LOS JUNIOR STAR”というグル-プで活躍していた。
お勧め曲は、”Descarga Guaguanco ”、”Guaguanco Puerto Rico”、 ”FANTASIA”あたりかな。













http://www.youtube.com/watch?v=bZdnucZuFW0
http://www.youtube.com/watch?v=RsCuL3zmTSM&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=Bca0dwgQBjg

4、THE BEST OF WILLIE RODRIGUEZ                     WILLIE RODRIGUEZ
 ヴィンテージ・サルサ愛好家、待望のアルバム”WILLIE RODRIGUEZ ”のBEST盤登場です。
1958年のデビュー作から、60年代のFONSECAレーベルからの3作、計4作品からお宝サルサの集大成です。
以前から、マニアには、絶大に人気のあるア-チストであったにもかかわらず、FONSECA以前のものは、CD化がほとんどされておらず、貴重な音源の復活です。
選曲も”Descarga DJ ”、”Goza Mi Guaguanco ”、 ”Tremendo Guaguancó”等、秀作揃い...
贅沢を言えば”descarga '72”も入れて欲しかったなあ。









今月のオオトリは、コレでしょ、復刻盤歴史上最強と言ってもいい、凄もの復活です!!
世界中のサルサ愛好家が血眼になって探していた逸品、仮に市場に出たとしても、おそらく何十万とか、そんな破格の値段で取引されるであろう超レアなアルバムです。
実は、小生も何年も探していたのですが、ホント、まったくアナログ盤市場にも出てこない。
RAREZAから復刻版が出るニュ-スを見た時には、感激もんだったよ、世界中のサルサマニアにとっても、涙もんだったに違いない。
Picadillo ”、”Borinquen”、”Sin Saber Donde Esta”、”La Oportunidad”...この重厚感、どれを聴いても、カッコ良過ぎでしょ、まさにNEWYORK SALSA!!、まさにSALSA DURA!!です。













http://www.youtube.com/watch?v=o_nJAAIyaJo&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=dX68lMFzhc0&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=b1hCOH7w5tM


適当に動画です。
http://www.nuevotec.com/index.php?title=Social+-+Timo+and+Kathleen&option=com_zoom&Itemid=38&page=view&catid=322&PageNo=1&key=11&hit=1
http://www.nuevotec.com/index.php?title=Social+-+Roland+and+Amber&option=com_zoom&Itemid=38&page=view&catid=322&PageNo=1&key=10&hit=1
http://www.nuevotec.com/index.php?title=Social+-+Rob+and+Jacki&option=com_zoom&Itemid=38&page=view&catid=322&PageNo=1&key=9&hit=1
http://www.nuevotec.com/index.php?title=Social+-+Raul+and+Jessica+cha-cha&option=com_zoom&Itemid=38&page=view&catid=322&PageNo=1&key=8&hit=1
http://www.nuevotec.com/index.php?title=Social+-+Paul%2C+Alyssa%2C+Raul%2C+and+Pamela&option=com_zoom&Itemid=38&page=view&catid=322&PageNo=1&key=7&hit=1



2月11日(土)、急に思い立って、仙台で踊ってきました。
皆さん、御存知のように、復興関連事業で、茨城北部から東北道路は無料となっています。
これを逃すと、わざわざ仙台に踊りに行く機会はないだろうなと、出かけることにした。
目的は、観光ほどほどに、メインは仙台唯一のサルサバ-”NICO”です。
http://web.me.com/niconiico/NICO/Top.html

土曜の朝、ゆっくりとつくばを出発、常磐、磐越と高速をひたすら走る。
福島に入ると、さすがに雪がちらほら降ってくるが、道路状況は問題もなく、快適。
最近の常磐、東北道もそうだけど、除雪が早いから、ほんとノ-マルでも平気なくらい、念の為、冬装備がやっぱり必要だけどさ。
もともと、福島飯坂あたりまでは、毎年スキ-ボ-ド関係の行事で来ていたので、途中までは、通りなれた道です。

仙台は、学生時代に知り合いが住んでいて、毎年遊びに行っていた街なんだけど、当時は道路事情が悪かったから、えらく遠く感じたもんだ。
仙台宮城までは、この先、どの位あるんだっけな?
と思っていたら、すぐ到着してしまった、え、こんなに近いんだっけな。
千代田石岡から仙台宮城まで、3時間ちょっとだったよ。
なんと片道450円でした、安っ!

天気もいいし、日本三景松島でも見に行こうかと思ったが、ホテルのチェックインを2時にした為、時間が微妙、仙台から松島までの道路って、渋滞あるからなあ、チェックインが先かな。
ホテルに入って、腹が減ったので、お決まりの牛タン、笹かまでも食べに行く。
旨いな!やっぱり地方に来たら、名物もんを食べるのは旅の楽しみの一つです。
サルサをする人ってお得感があるよね、昼間は観光して、夜は夜でサルサで楽しめて、一粒で2度美味しいって感覚。
腹ごしらえをしてから、地理関係を確認、このホテルからサルサバ-”NICO”までは、ほんと歩いてすぐのところです。
満腹感で、テレビを見てゆっくりしていたら、いつのまにか転寝、金曜日もシエロで踊っていたから、さすがに夜遊び疲れです。

夜、寝ぼけ眼から起きてシャワ-、体調も万全、あとはサルサ踊るだけです。
サルサバ-”NICO”さんは、毎日レッスンもあるので、レッスンからとも思ったんだけど、寝起きでけったるく、DJタイムからにしました。

夜遊び出発です、仙台の夜は、さすがに寒い!体感温度で、5度位は違うんじゃないかな、歩いてすぐだから我慢、我慢...














暗くて概観が見えないって!

ほんと、こんな店なんだよ、外からだとやってるかどうか、まったくわからない。





大丈夫なのかよっ!って、不安がよぎったが、中はいたってお洒落な雰囲気の感じのよい店です。
イケメンの若いマスタ-が出てきて、システムを説明してくれました。
料金は、飲み食べ放題で2500円、ちなみに、看板にもあるようにピザは絶品で、美味しかったです。
まだ、早い時間だったのでアウエ-感もあって、しばし様子を見る、音楽はキュ-バンが多い。
隣の女の子に、いつもキュ-バンが多いの?って尋ねたら、今日はキュ-バンやってる男性の送別会があるからとの事。
時間が経つにつれて、人も、結構集まってきた、つくばと同じで、みんな知り合い同士って感じ。
雰囲気的には、アットホ-ムでつくばみたいな感じなんだよね、地方のサルサは、どこも、こんな感じなのかもな。
送別会も終わり、11時くらいからキュ-バン以外のサルサがかかりだした、やっぱり個人的には、こっちだな。
東北は、キュ-バンが多いって聞いていたから、仙台の女の子は、キュ-バン以外は苦手なのかと思いきあ、キュ-バン、ON1、ON2何でも踊れる娘が多い、これにはちょっとビックリ。
話し込んだ女の子に尋ねたところ、仙台から東京は新幹線で1時間位なんで、よくPEPE2あたりに踊りに行くとの事、マジっ!
ほんと、サルサの世界は狭いねえ。
楽しかったから2時過ぎまで踊ってたんだけど、結構、残って踊ってるんだよね、みんな何時までいるんだろ...
なんでも、この店は表向きの閉店時間は決まってんだけど、週末は客がいる間は、朝までやっているらしいです。

ホテルに帰って、そのまま爆睡。
朝ゆっくり起きてカ-テンを開けたら、なんと雪がちらついていた。
朝ゴハンを食べている間にも、降り続き、街も雪化粧になりつつある。
帰りの高速渋滞も考えなくちゃならないから、観光も止めて、つくばに帰るか...
仙台のサルサトリップは、これでThe end、つくばや六本木と違って、いつもと違う人と出会えて踊れたのは、とても新鮮で楽しいものでした。
また、踊りに行こうと思っています。

仙台のサルサ情報は下記のweb siteで確認出来ます。http://baila.daa.jp/public_html/sfs2_diary/sfs2_diary/diary.html
ちなみに、仙台の女の子に聴いたら、先日、DJロドリ-ゴさんが仙台初進出した”ボギ-ズ”の月一のサルサイベントも、面白いって言ってました。

残念ながら、現在のところ、東北道無料化は3月いっぱいで打ち切り予定です。
(こんな極寒の時期だけ無料にしたって、わざわざ東北に遊びに行く人が、どれだけいるんだよって個人的には、思ってるけど...もっと季節のいい時期にしてほしいわ!)。

皆さん、もし機会があったら、東北に足を運んでくださいね。

終了です。


ROSA




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