2013/01/26

CDレビュ-2月号

CDレビュ-2月号です。

2013年も始まって、もう一ヶ月終わっちまった。
今年も、当たり前だが、今年も残り11ヶ月切ったってことか、早いねえ。
まさに、歳月、人を待たず、光陰、矢の如しだ。

さて、今月は、バイブ特集ということにしますか。

ビブラフォンという楽器が、他の音楽の世界で、どの程度使用されているかピンとこないけど、事、ラテン音楽に関しては、これが非常に重要な楽器なんだな。
サルサ音楽では、特にジャンル分けされているわけでもないが、昨今では”バイブサルサ”って言葉が存在するくらいで、皆も認める魅力が有る楽器ってことだよね。
まあ、講釈は無しにして、ビブラフォンの魅力を堪能してください。

1、Carabali                Carabali II
”Carabali ”、1991年に出したアルバム”Carabali II”です。
コンガ奏者のRaul "Primo" Alomarというが人が率いるバイブグル-プで、バイブ奏者(マリンバ含)は、Valerie Naranjo という人になります。
曲を聴いてもわかるように、バイブの美しさも感心するが、負けず劣らずピアノの音色にもホレボレしてしまう。
ちなみにピアノを奏でているのは、あのOscar Hernandez です、本作品のアレンジも担当しています。
お勧めは、”Good Vibes ”だな、日本じゃかからないが、有名な美しい曲です、”Donde Estar ”もいいね。













http://www.youtube.com/watch?v=Kbrcl6IXFys
http://www.youtube.com/watch?v=r8UzQ6Ab6Is

2、VIBES GALORE                   Louie Ramirez
”Louie Ramirez”のバイブサルサ、ticoの残された1966年の名盤”VIBES GALORE”です。
ビブラフォン奏者、名アレンジャ-としても成功をおさめた有名なアルバムで、今となっては結構、高値で取引されているレア盤です。 
お勧めは、一度聴いたら忘れられない”Chin Chon Chow ”や、マリンバのソロが炸裂する”Rush Hour In Hong Kong ” てなところだな、ラテン史上に残る名曲の数々が収録されています。 
 
         










http://www.youtube.com/watch?v=r8MhNe6umOk
http://www.youtube.com/watch?v=E4I4cftAPLs

3、ANTHOLOGY                                                 JOE CUBA
ファニア音源"CODIGO MUSIC"からの新しく発売されているコンパイル”ANTHOLOGY”シリ-ズ、”JOE CUBA”の2枚組best盤です。
”CODIGO”というのは、SEECO、TICO、FANIAに残されている音源のほぼ全てを保有するレ-ベルで、本作品も彼のsexted時代からの名曲の数々、マンボ、ブーガルー、サルサと傑作揃い、好セレクションアルバムです。
どちらかと言うと、内容的には、disc1は、ブ-ガル-、disc2はサルサが多い感じかな。













http://www.youtube.com/watch?v=bBA1D1T6FM4
http://www.youtube.com/watch?v=MdHu26Hb9Co

4、THE BEST OF GRUPO MANGO         GRUPO MANGO
ついに出ちまったのかよ、RAREZA、やってくれたな!!
ベネズエラを舞台に、70年代、颯爽とラテンシ-ンを駆け抜けた伝説のス-パ-グル-プ”GRUPO MANGO”、究極のバイブサルサ復刻盤です。
コレ、好きでさ、当時は、CD発売されてなかったから、高いレコ-ドをオ-クションで発掘して苦労してコレクションしたよ、もっとはやく出してくれりゃいいのにねえ。
バイブ奏者は、FREDDY ROLDANという人だが、その奏でる音色に合わせ、ボ-カルも含め、サウンドが何ともいい、今、聴いても、ぜんぜん色褪せてなく、古さをまったく感じない。
おそらく、現在、活躍しているバイブサルサグル-プのほとんどは、彼らの音楽を研究したに違いないと思う、個人的には、ラテン史上、最高のバイブグル-プだと思ってます。













http://www.youtube.com/watch?v=X08CgkwXvFU
http://www.youtube.com/watch?v=icHfANYjGC0

5、YESTERDAY , TODAY & TOMORROW     NEW SWING SEXTET
新譜から一枚、こちらも、大のお気に入りグループ、”NEW SWING SEXTET”最新作です。
前作”BACK ON THE STREETS”で、38年ぶりの復活でラテンシ-ンを驚かせた伝説のバイブグル-プ、5年ぶりの新作、ジョルジ・ロドリゲス率いる華麗でク-ルなニュ-ヨ-クバイブサウンドが帰ってきました!
往年の彼らのヒット曲のnew ver収録、” Vete Pa Ya ”や”Revolucionando”等、入っていて、昔の作品のファンでも、また一味違ったサウンドが楽しめます。
ところで、このVOCAL、歌上手いなあって思って、いったい誰なんだろって調べたら、なんと”Gilberto Velazquez”、あの”DON SONERO”だったよ。
どうりで、聴いた事ある声だと思ったわっ!













http://www.youtube.com/watch?v=XyNsyrqQLo4
http://www.youtube.com/watch?v=jN__k62WhFk


いつもの適当に動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=CzCo10ZBHRs
http://www.youtube.com/watch?v=30QEjCB6PYg
http://www.youtube.com/watch?v=n_OT4JjHAd8
http://www.youtube.com/watch?v=s7OEUZpULkM
http://www.youtube.com/watch?v=T6vidTPeVqA


サルサ的に、変わった話もないんで...
この前、ラテングラミ-賞の話したんで、続きでも、2011年verです。

ジャンルは、Tropical部門”Best Salsa Album”です。

※ Rubén Blades and Seis Del Solar — Todos Vuelven Live
winnerは、やっぱり、この人かっ、なるほどねえ、
御大、頑張ってます、まさに、サルサ界のカリスマ”ス-パ-ボ-カリスト”です。


以下は、ノミネ-ト作品です。
※ José Alberto El Canario — Original
これも、パ-テイ-で、たまにかけてたから覚えてるかも、個人的には、まあまあの出来かなっていう位の評価のアルバムです。

※ Edwin Bonilla — Homenaje A Los Rumberos
確かレビュ-でも紹介したと思うけど、コレは凄くいい、超good、muy bien!!
Edwin Bonilla のアルバムの中では、最高作品だと思う、買って損のないアルバムです。


※ Spanish Harlem Orchestra — Viva La Tradición
今や、出せば売れるドル箱グル-プだけど、初期の作品のようなガツンとした衝撃が感じられない。
正直、ちょっと、この手のサウンドは飽きてきた、安かったから買ったけど、聴き返す事はないなあ。


※ Various Artists — Salsa: Un Homenaje A El Gran Combo
実は、これインパクト無かったから聴いてなかったんだけど、El Gran Comboのソロアルバムじゃないんだな、知らんかったよ。
ちょっと並べただけでも、この豪華メンバ-だもんな。
Domingo Quiñones、Ismael Miranda、José Alberto "El Canario"、Tito Rojas、Issac Delgado、India、Michael Stuart、NG2、Sammy Garcia 、Luisito Carrion、Willie Colón...
こんなに動員したのに、winnerくれてやればよかったのに...笑!



サルサの話は、ここいらへんで...

最近、また冬のサ-フィン始めたんだよ。
しばらく、スキ-やボ-ドに忙しかったり、サ-ファ-ズイヤ-防止の為もあって休んでたんだけど、復活です。
職業病じゃないが、冬サ-フィンやってると耳が駄目になっちゃうから我慢してたけど、運動不足で肥満になるほうが、よっぽど身体に良くねえって思ってさ。
サルサは、いくらやっても痩せないしね。
でもさあ、今はウエットス-ツも進化して、ダイビングのドライス-ツほどじゃないにせよ、ライトドライだから、昔ほど寒くはないから快適だよ。
サ-ファ-の言う”寒くない”は、一般の人の常識の”寒い、寒くない”とはかなり違うから、やったことのある人にしかわからないと思うけど。
そんな極寒の海に入って、何が楽しいんだっていう人もいると思うんだ、世界変われば、冬山登山なんか、オレ的には、あんな雪山登って危険まで犯して、なにが楽しいんだって思うし、それと同じなんだろうな。
でも、日本の太平洋側の冬の天気は、基本的には晴れが多いから、太陽が出てて、気持ちがいいもんだよ。
それに、茨城の冬の海は、何より空いてていい、好き放題乗れて、波余ってるもんな。
サルサも含めて、やっぱり身体を動かすことは、季節問わずいいもんです。
でもさ、やっぱり春が恋しいなあ、早く暖かくなってくんねえかな。
個人的な趣味の話で申し訳ない!
終了です。


さて、今週末は恒例のエルトリ-トパ-テイ-です、みんなで踊りまくって、寒い冬を乗り切りましょう!



ROSA



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