2013/02/16

CDレビュ-3月号

CDレビュ-3月号です。

そういえばさ、先月のエルトリ-トのパ-テイ-は、この寒い中、40人近くも集まってくれて、感謝感謝です。

常連さんが少なかったので、出だし心配したんですが、予想以上に新しい人達に参加してもらって、いつもとは違った雰囲気で楽しめました。
また、来月も、みんな遊びに来てくださいね、初心者、初級者、歓迎です。

ってな訳で、もう3月かっ!! 先月号書いたと思ったら、もう月初めに突入です、まあ2月は短いからしょうがないね。
3月という言葉だけなら春を連想させるが、風や雨、寒い日も多くて、とてもそんな気分じゃないね、まだまだ春遠しってな感じだな。







チョイ撮りです。













丸沼です。







ニュ-スを見た限りでは、今年の桜の開花シ-ズン予想は、例年より少し早いらしいね、
早く暖かい季節がやってきて、桜や色とりどりの花、緑に囲まれて、気持ちよく休日を過ごしたいものです。

さて、今月は何にしますか、久しぶりにDURA、CLASICOに絞って紹介にしましょう。
昨今では、SALSA DURAというジャンルが存在するが、実際には、最近のDURAと古い時代のDURAは、音楽的に見ても、まったく別物だと思う。
個人的には、カナリ好きなジャンルだが、ラテンファンの中では、マニアックな存在なのかなあ。
でも、REREZAに代表される往年の復刻盤人気を考えると、そんなマニアックな層が、世界中に相当数、存在していて、ラテン音楽業界の一端を支えている事は事実だろうね。
でもさあ、何十年も前につくられた歌、曲の数々が、後世に伝えられ、今も世界中の人々を興奮させ、踊らせているってことは、凄い事だと思う、芸術や遺跡、遺産、そんなもんに匹敵するな。
最新のエレクトロニクス技術を駆使した洗練されたサルサもいいが、そんな録音技術が存在しなかった古き時代に残された隠れたサルサを発掘して聴くのは、味があっていいもんですよ。

1、Tipico                         Louie Ramirez
名ヴィブラフォン奏者である”ルイ・ラミレス”、1974年にWEST SIDE LATINOに残された名盤 ”Tipico”です。
同名タイトル曲から”Tipico”、コレは超カッコいいね、まさに70’s salsa dura、代表的なキラ-トラックです、この曲は、ルイ・ラミレス自身のオリジナルなんだよね。
”ルイ・ラミレス”、しかし、彼の功績は、サルサ界では、まさに偉人だな、ミュージシャンとして、ヴィブラフォン奏者、ピアニストは元より、作曲家、アレンジャー、バンドリーダー、アレンジャー、レコード・プロデューサーと、ほんと類まれな才能には脱帽。!!
ちなみに、この作品の参加メンバ-は、Papo Pepin, Vitin Aviles, Ismael Quintana, Alfredo de la Fe,等、凄いっしょ!













http://www.youtube.com/watch?v=UTd9USTa0zU

2、Best                          La Tipica 73
ボンゴ奏者ジョニー・ロドリゲス、レイ・バレット楽団のメンバーを中心として結成された”ティピカ73”のbest盤です。
バンド名からも分かるが1973年デビュ-、初リリ-ス(結成は、1972年らしい)から1981年までの9枚のアルバムから秀作揃いの好セレクション。
日本では、いまいち知名度はないが、このグル-プには入れ替わり立ち代り、Orestes Vilato, Adalberto Santiago, Alfredo De La Fe ,Tito Allen,Jose Albero "El Canario,Mario Bauza、Rafael Cortijo、Kako、Yomo Toro、多くの有名ア-チストが参加していました。
お勧め曲は、 #8 GUAGUANCO DE LOS VIOLENTOS 、#13 SONAREMOS LE TAMBO 、14# CANUTO 、渋過ぎだろっ!!













http://www.youtube.com/watch?v=rX1JAaM6jE4
http://www.youtube.com/watch?v=C3jvwiEBTqc
http://www.youtube.com/watch?v=6beqR07ECxc

3、El Exigente                       ORCHESTRA HARLOW
”El Exigente ”、ORCHESTRA HARLOWの1972年のラテンマニアの間では人気の高い、超有名アルバムです。
ボーカルには、当時人気絶頂だったイスマエル・ミランダを起用、ブーガルー、ハ-ドサルサを中心にキラ-チュ-ン満載、当時のニュ-ヨ-クサウンドをしこたま楽しめる極上のアルバムです。
しっかし、このジャケは、一度見たら忘れない絵だね、センスがいいというか、芸術性があってア-トだと思うね。
やっぱり、こういうジャケを含めて歴史に残った作品見ると、ダウンロ-ド配信だけの音楽提供は、いかがなものかと、なんか寂しい気がするね。













http://www.youtube.com/watch?v=v1a4bATmIW8
http://www.youtube.com/watch?v=lUNrg2VxyIc

4、Subway Joe/Gypsy Woman              Joe Bataan
1960年代の活躍したブ-ガル-の立役者”Joe Bataan ”の2枚の傑作”Subway Joe”と”Gypsy Woman” をカップリングしたtwo in oneのアルバムです。
サル・ソウル・レーベルの第一弾アーティストでもあった”Joe Bataan ”は、まさにニュ-ヨ-クブ-ガル/サルサの基礎を作った時代の張本人である。
この年代のサウンドは、さらになんかいいよねえ、現代のハイテクを駆使したサウンドとはまったく別もので、かけ離れた荒削りな音作りが、なんとも耳障り心地よい、やさぐれた時代のいい加減な雰囲気が漂ってて、これが、きったねえバ-の片隅にあるジュ-クボックスから流れてた曲だったんだろうなと勝手に想像してしまう。













http://www.youtube.com/watch?v=Evum7Ob_x6o
http://www.youtube.com/watch?v=SJ4nxyB5McE

5、Best                            Marty Galarza
ボンゴ奏者兼バンド・リーダーのマーティ・ガラルサが率いるラ・コンキスタドーラのbest盤、あのラリー・ハーロウ、ハヴィエル・ヴァスケスがサポートしたことで有名なグル-プです。
ビンテ-ジラテンファンの間では、人気の高かったア-チストですが、これまでCD化がなされておらず、ついにRAREZAからマニア待望のセレクションリリースです。
内容は、74年の傑作”PINOCHO”をメインに、インディペンデント・レーベル”ETIKA”からリリースされた1stアルバム、72年の2ndアルバム”VAYA”の全3作から、セレクションとなってます。
CDジャケは、最高傑作といわれている”PINOCHO”のジャケと同じなので、買う場合は、お間違えないように!













http://www.youtube.com/watch?v=TdNchvcOAcc&list=PL24A00B6BABC94289
http://www.youtube.com/watch?v=uzGltGbjfvI&list=PL24A00B6BABC94289


適当に、いつもの動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=3nd8WQy58Pw
http://www.youtube.com/watch?v=b7vhkdqzwTY
http://www.youtube.com/watch?v=oGaaSO63SSY
http://www.youtube.com/watch?v=vz1LYlj0khE
http://www.youtube.com/watch?v=f22A17PlqnA


先月、バイブサルサの特集やったら、昔買ったバイブのCD聴きたくなって、引きずりだしたんだけど、やっぱり”CAL TJADER”はいいね。
サルサ的には、踊れる曲ばかりではないから、他にもいろいろなア-チスト、グル-プが存在するが、LATIN JAZZの分野では、彼の右に出るヴィブラフォン奏者は存在しないと思う。
サルサのア-チストじゃないから、あまりFOCUSされる事はないけど、良い曲いっぱいあるから、聴いてみてほしいなと...個人的な好みで”CAL TJADER”-”BEST-7”です。

1、Mambo sangria
















2、Picadillo
















3、Mi guaguanco
















4、Lucero
















5、Viva cepeda
















6、I Love Paris
















7、Philly mambo



ほんとは、”Cal's pals”と”Tanya”って曲をupしたかったんだけど、動画無かったんだよ...残念!
今月は動画貼り付けの手抜きバ-ジョンで終了です。


ぜんぜん話は変わって、最近のニュ-スなんだけどさ...
アルジェリアに始まり、グアム、今度はエジプトってか、悲しいニュ-スが多過ぎるね。
人の命って、本当に儚いものだなあと、しみじみ感じてしまいます、幸せの絶頂から一瞬にしてどん底になっちまうんだもんな、この世の不公平さに、少し怒りさえ覚えます。
当たり前だけど、明日のことなんか、誰にもわからないし、考えてもしょうがないから、今、この時を大切にして、楽しまなくちゃあね。




ROSA

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