CDレビュ-MAIO号です。
暖かくなってきて、新緑も濃くなり、ほんとに心地よい季節です。
何をやるにも、爽やかで良い季節ではあるが...放射能問題で海には行けません、サ-ファ-、波が無ければ、ただの人でストレスが溜まる一方です。
さて、今月はボ-カリスト特集にしましょう。
今月は、やっぱりこの人の声はいいなあ、とか、この声だから売れたんだろうなあ、ってな、特集です。
ラテンの名曲には、曲を作った人も偉大だが、歌ったア-チストが良かったから有名になったものも少なくありません。
ラテンの歌手は、一般的にはボ-カリストといわず、サルセ-ロ、カンタンテ、時によってソネ-ロとも呼ばれます。
最近は、歌手に注目して、best盤なんかを出しているシリ-ズもありますので、興味があったら聴いてみるのもいかがでしょうか。
1、Azucar Pa Ti Eddie Palmieri(Ismael Quintana )
ご存知、ファニアの巨匠”Eddie Palmieri”の1965年の名作です。
歌っているのは、70年代のニュ-ヨ-クラテンシ-ンを駆け抜けた天才カンタンテ”Ismael Quintana ”です。
このアルバムのFANIAではなく、TICOというレ-ベルから出されています。
Eddie Palmieriに見い出された、この若者は、哀愁漂う声に加え、甘いマスクもあってか、瞬く間にス-パ-スタ-になりました、彼の歌声無くして、Eddie Palmieriの作品が、これほどまでに評価される事は無かったと思います。
このアルバムでのお勧めは、やっぱり”Oyelo Que Te Conviene ”だな、ちょっと前に、FRANKIE MORALES のA Toda Velocidadでも、カバ-された熱い名曲です。
”Los cueros me llaman ”もいいねえ。
http://www.youtube.com/watch?v=hWY_17_R_0o
http://www.youtube.com/watch?v=-XDuvF181N0
2、20 Grandes Exitos Tito Nieves
最近、出た”Tito Nieves”の20曲入り、2枚組みのbest盤?多分。
往年の古い曲でなく、新しめの曲中心で構成されてるかな、買って損のないアルバムです。
この人も凄いよな、何十年、サルサ界のトップシ-ンに君臨してるんだろう、もはやカリスマだ。
オ-ソドックスなサルサはもとより、バラ-ドも歌えるし、レゲトン(サルサトン)調の曲も歌う、今も現役バリバリの太っ腹親父です。
お勧めは、いっぱいあるけど、Un Amor Así、La Salsa Vive、あたりかな、あと絶対、聴いて欲しいのはTe Vas、これは良いねえ。
Olga Tañon と共演した”Y Viviré”も、サルサじゃないけど、素敵です。
http://www.youtube.com/watch?v=v0-wGUJ8Z-s
http://www.youtube.com/watch?v=fnOxeCr5ft8
http://www.youtube.com/watch?v=G1jTmoT9-lE
3、Different 14super exitos Angel Canales
アブドラ.ザ.ブッチャ-でも、ヤク中のベン.ジョンソンでもありません、プエルトリコの怪人”Angel Canales”です。
ちょっと強面の風貌は迫力もんだが、サルサも凄い、一度聴いたら忘れなれない声の持ち主です。
このジャケは、古いDifferent Shades of Thought というアルバムがあるんだが、同じなんで借用、ところが、小生が所有している、このbest盤というのは、検索しても引っかかってこない...なぜだか不明?
Angel Canalesは、プエルトリコからニュ-ヨ-クに移り住み、ラテンシ-ンに躍り出たのは、Mark Dimondの”Brujeria”での作品参加だと思います。
Mark Dimondって人は、優れたア-チストだったんだが、こいつもやってしまった、麻薬中毒で引退。
実質、残ったグル-プのバンド名を買え、引き連れ再生したのが、このAngel Canalesです。
彼らの素晴らしいところは、世の中がサルサロマンチカ一色に流れていく流行の中で、仕事が激減しながらも、頑固に路線を曲げず活動した事、残念ながら、やっぱり時代の流れには勝てず、休止に追い込まれていったらしい。
このオッサンのお勧めは、Hace Tiempo、Lejos De Ti、これは聴いて欲しいね、忘れてならないのは”El Cantante y La Orquesta”と”Solo se que tiene nombre de mujer”だな、聴き込んでいくうちに、この奇妙な声で頭の中が洗脳されてしまう。
http://www.youtube.com/watch?v=pBmzijoxbys
http://www.youtube.com/watch?v=IxnddoV7LQ0
http://www.youtube.com/watch?v=XGA6SYD8Go8
http://www.youtube.com/watch?v=s7TcQBS51fA
4、Javier Vazquez Y Su Salsa Javier Vasquez y su Salsa
待ってました!Javier Vazquez のBEST盤です。
以前、欲しいCDなんだって紹介したかも知れないが、ジャケは同じだが中身は違います。
古いやつは、アルバム名”Javier Vazquez ”確か、10曲も入ってなかったんじゃなかな、今回の復刻盤は、なんと往年の曲、選りすぐりの19曲入り豪華盤です。
8曲目の”Tu no me has visto miguel”、今もカリベの定番なんで、聴いた事があるでしょう。
”Siguelo” もいいね、あとは”El Verdadero Son ”、コレは名曲だなあ。
http://www.youtube.com/watch?v=L07CwVwOVkA
http://www.youtube.com/watch?v=MGyNHzPUAOI
http://www.youtube.com/watch?v=XZx57ysxIw8
5、15 Minutos Tiempo Perfecto BANNY KOSTA
新目のア-チストのアルバム紹介です、声が良いんだな、これが。
NET上では、ずいぶんと人気があり、前から聴いてみたかったのだが、CDが流通しておらず諦めていたら、ひょんな事から発見。
最近、イタリアのサルサシ-ンが熱いので、古いのも新しいCDも、イタリアのWEB SITEで、よく購入するんだが、ここで偶然見つけて、すかさず買いです。
80年代を彷彿させるサルサロマンチカの雰囲気、全曲、捨て曲無しの優れた作品ばかりだと思います。
新人なんかな、ベネズエラのローカルの歌手らしい、詳しい経歴は知らん。
日本でもDISK UNIONで売り始めたので、絶対買って聴いて欲しいね、後悔はさせません、一押しの作品です。
http://www.youtube.com/watch?v=iTB0iKFcVag
http://www.youtube.com/watch?v=yqT7U5PVVt8&playnext=1&list=PL98006D359B745EED
http://www.youtube.com/watch?v=VkEPiexdZVU
http://www.youtube.com/watch?v=5M29fQ-CeFc
ここいらへんでやめとくか。
動画です。
http://www.nuevotec.com/index.php?title=Social+-+Alex+and+Emily&option=com_zoom&Itemid=38&page=view&catid=334&PageNo=1&key=15&hit=1
http://www.nuevotec.com/index.php?title=Social+-+Andres+and+Jonte&option=com_zoom&Itemid=38&page=view&catid=334&PageNo=1&key=16&hit=1
http://www.nuevotec.com/index.php?title=Social+-+Armando+and+Jennifer&option=com_zoom&Itemid=38&page=view&catid=334&PageNo=1&key=17&hit=1
http://www.nuevotec.com/index.php?title=Social+-+Joseph+%26+Justina&option=com_zoom&Itemid=38&page=view&catid=334&PageNo=1&key=19&hit=1
http://www.nuevotec.com/index.php?title=Social+-+Robert+%26+Julie&option=com_zoom&Itemid=38&page=view&catid=334&PageNo=1&key=20&hit=1
先日、震災以来、初めて海に行ってきました。
暖かい風に誘われて、どうしても海が恋しくなり、愛犬との散歩です。
もちろん、茨城の沿岸も震災の影響で被災しているので、申し訳ないと思いながらも、ただ海が見たいという気持ちからです。
あちこちに船が流れ着いています。
本来であれば、この季節、波乗りシ-ズン到来というところなんだが、福島原発の惨事で入れなくなってしまった。
東電及び政府は、大量の高濃度汚染水の海洋放出という、とんでもない事を、たった数時間で決定、国内、国外に連絡もなく、簡単にやっちまった、人類史上、最悪とも言える放射能による海洋汚染である。
政府は、放射性物質は海洋によって希釈されるから健康に害を及ぼすことはないと主張するが、垂れ流しの言い訳しか、聞こえない!
他に方法が無かった状況は理解できなくはない、しかしながら、セシウムやストロンチウムなどの放射性物質を無制限に海洋放出して、希釈されるから問題がないなんて、公に発表する神経には怒りを感じてしまう。
感情的に言えば、”オイオイ、なんてことをしてくれたんだ、オレの神聖な海に、何、垂れ流してんだよ!!”
毎朝、起きるたびに、夢であってほしいなんて考えるんだよね。
18才から海に入り始め、現役の頃は、多い時で週五日も練習していた、ここ数年は、サ-ファ-ズイヤ-防止の為、冬の三ヶ月だけ我慢しているが、それでも四月になれば、待っていたように、毎週、海に通うようになる、もはや、生活の一部となっている。
カッコいい言葉で言えば、オレ的には、青春時代に多くのものをかけて培ってきた掛け替えの無い大切なものだ。
老いぼれサ-ファ-になって、身体がきかないで海を去るのは、納得するが、こんな形で波乗りが出来なくなるとは想像だにしなかった。
愛犬です、二度目の出演です。
海洋汚染について、本当の事は何もわからない、汚染水の放出に始まる放射能、他にも工場や病院、その他の施設からの大量の有害物質の流出、とてもじゃないが今は怖くては入れない。
直接、海に何時間も入り、サ-フィンは目、口、鼻から直接、海水が入ってくるから、体内被曝の危険の度合いも計り知れない。
千葉や湘南に南下してする選択種もあるが、それでも本当に安全なのかと意見がわかれ、みんな疑心暗鬼になっている。
自粛ム-ドも無くなり、我慢出来なくなって、海に入り始めたサ-ファ-も多くなってきている、千葉南から湘南では、実際、かなり賑わってきている。
昔、選手やってたから、特にアマチュアでもプロでも練習出来ないもどかしさは痛いほどに気持ちがわかる。
必要以上に警戒し過ぎなんだよって言うサ-ファ-も多くいるのも事実である、ただ、今、危惧している事、それが取り越し苦労であって、海が安全である事が証明されれば、それはそれでいいんだよな。
最近の調査で、分かったことは、原発から距離が離れれば安全という結果ばかりではないのが確認されてきた。
海流に沿って放射性物質が均等に分散されていくのではなく、濃い部分と薄い部分が存在しながら漂流していく、塊が存在するという事である。
現在まで、いくつかのサンプリングでの放射能検査では大丈夫だろうという見解だが、どの機関も自己責任で入ってくださいと発表している、そこには被曝による責任保障がからんでくるからだ、結局は、自己判断、自己責任しかない訳だ。
砂浜で遊ばす気には、なりません。
暖かくなってくると、サ-ファ-だけでなく、皆さんも潮干狩りや海水浴に行きたいと思います。
ここを読んでいる人にだけにしか伝えられないのが、残念だが、もう少し我慢してください。
はっきり言って、小生みたいな人生残り少ない人はまだいい、将来のある子供やこれから赤ちゃんを産むであろう若い女の子は絶対、今の海には入って欲しくないんです。
しばらく前から、茨城のサ-フィン団体(茨城サ-フユニオン)からも県に海水の汚染調査の要望を出している、当然、他にも、漁業、観光、近隣諸国からの圧力もあろう。
やっと政府及び東電も思い腰を上げてくれました、大きくは報道されていないが、5月中旬から、茨城のみならず、福島を中心に、千葉、神奈川、他、サンプリングポイント、サンプリング周期を増やして、さらに詳しく、大規模に調査する事が決定しました。
おそらく、一般的な海開きシ-ズン前には、公式発表がされるのではないだろうか。
今は、ただ我慢して待つしかないかな、いずれ時が来れば、正確な汚染の程度が明らかになっていくだろう。
早く事態が収拾して、安全が確保され、波乗りや海水浴も出来て、漁業、観光産業も健全な形で再開される事を願うばかりです。
那珂湊市場や大洗のお魚広場のでっかい生ガキ、イカや干物の焼いた香ばしい香り漂う出店が懐かしいなあ...早く、茨城で取れた美味い魚で、安心して一杯呑みたいもんです。
サルサも、あんましやってないので...最近、思う事でした。
※サルサ生活を再始動しました、やっぱりサルサは楽しいです。
新しく学校や職場などで、つくばに引っ越してきた方がいましたら、どうぞ気軽にパ-テイ-やレッスンに、遊びに来て下さいね、待ってます。
ROSA
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